研究所について

日本インクルーシブ教育研究所とは

日本インクルーシブ教育研究所では、インクルーシブ教育や特別支援教育、ASDやADHD、LD等への正しい理解と、ひとりひとりの特性に合った支援方法の普及啓発をしています。

私達は多様性が認められる教育を目指し、発達特性のある子ども達への理解はすべての子ども達に繋がると考え「子ども達のそれぞれの良さを見つけて、広い視野で、あたたかな支援ができる人」を増やしていく活動をしています。

 

そして、すべての子ども達が互いの違いを知り、共に助け合い、学び合い、違いを認め合いながら、個々の特性を活かして大人になっていくことができる社会をつくっていきたいと思っています。

 

人と違うからといって、その子を排除したり、単に保護するといったことではなく、今を生きるすべての子ども達が「人は違うからこそ、おもしろい!」と感じることができるよう、誰もが違うということを前提とした『インクルーシブ教育』をすすめています。

 

人は誰しも、何かしらの病気や障害に直面するものです。ひょっとすると、この世の中に様々な病気や障害があるからこそ、私達は互いの違いに気づき、助け合い、学び合うことができるようになるのかもしれません。だから、人々が病気や障害にであうことは、すばらしい学びのチャンスとも言えます。

 

私たちは、個々の中にある病気や障害へのマイナスイメージを取り払い、誰もが生きやすい社会にしたいと思っています。

 

日本インクルーシブ教育研究所では、すべての子ども達が得意なことを活かし、苦手なことは助け合いながら自信を持って「私は(僕は)大丈夫!私が(僕が)好き!」と言える教育、そして、すべての人が個々の特性を活かすことができる社会の構築を目指しています。

代表からのメッセージ

2000年頃、私は教育関係の取材をしていました。そのとき「どうして、不登校になったり、ひきこもってしまったりする人達がたくさんいるのだろう?」と疑問を持つようになりました。その後、家庭内暴力の取材を通じて「発達障害」という言葉を知りました。

 

「発達障害って何だろう?」取材を進めても、独学しても、最初はなかなか思うように理解できませんでした。しかし、次第に「うん? これは私にも当てはまるぞ!発達障害って誰にでもある特性で、それが濃いか薄いか、ほどほどにある、ということなのではないか?」と思うようになってきたのです。

 

そうすると、どうでしょう?あの人もこの人もみんな、発達障害のスペクトラム(連続体、連続した一続きのもの)上にいるではありませんか!

 

一方で、発達障害の特性をたくさん持っている人達は、努力や根性だけではどうにもならないことがたくさんあることに気づきました。誰にも理解してもらえないまま「ふざけている、怠けている、やる気がない」と言われ、何の支援もなくずっと叱られて育ってきていることが分かってきました。

 

誰にも理解してもらえない。助けを求めることもできない。自分の気持ちをうまく伝えることもできない。それなのに叱られて、どうしていいか分からないまま苦しんでいる子ども達が何と多いことか!私は次第に彼らを何とか救いたいと思うようになりました。

 

障害というのは人の中にあるのではなく、人と人との間に互いの違いをうまく理解できない「障害=障壁」があるだけで、人はみんな違った形で生まれてきていて、違うということは間違いではない、劣っているのではない──。障害の捉え方についても、取材で出会った子ども達から教えられました。

 

だから、私は日本インクルーシブ教育研究所を立ち上げるときに、人と人との間にある、互いの違いを理解できない「障害=障壁」を取り除いていこう、と決めたのです。そこで、まずは誰もがもっている発達特性について正しく理解することで、今この社会にある差別や偏見がなくなっていくのではないかと思ったのです。

 

誰もが大なり小なりもっている発達障害の特性について正しく理解できれば、多様な子ども達一人ひとりに寄り添った理解ある教師や支援者、保護者が増え、みんなが自分のことを好きでいられるようになると私は考えます。そんな多様性が尊重される学校や地域社会をつくっていきたいのです。どうか私達の活動を応援して頂けると嬉しいです。よろしくお願いいたします。 

代表プロフィール

中谷 美佐子【社会活動家・特別支援教育ジャーナリスト】

 

1965年 広島生まれ。

ノートルダム女子大学 文学部 英語英文学科 卒業。学生時代、プロスキーヤーだった関係で渡米。帰国後、中国放送経済番組キャスター、広島ホームテレビ報道制作局アナウンサーを経て、フリーでテレビ制作・ナレーション・司会・広島FM放送でニュースコーナー等を担当。国立広島原爆死没者追悼平和祈念館では、日本語と英語の朗読ボランティアを行う等、幅広く活動。

 

2000年頃から教育の取材を始める。

2003年頃から発達障害と特別支援教育に特化した取材をスタート。

2010年、発達障害への正しい理解と通常学級における特別支援教育啓発活動を開始。

2012年3月、広島インクルーシブ教育研究会を発足。

2013年9月17日、特定非営利活動法人日本インクルーシブ教育研究所を設立。

 

*毎月第2火曜日午後2時〜FMちゅーピー・すまいるパフェ「MISAKO先生のVIVA! 発達凸凹〜s!」出演中

 

ハートボイスプロジェクト主宰

 

[資格]教員普通免許(一種・英語)

[趣味]アウトドア、スキー


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